オンラインカジノはトラブルの温床である。

オンラインカジノで遊ぶというのは極めて危険な行為であり、自らの手でトラブルを引き寄せることしか意味しない。

ちまたにはオンラインカジノで遊ぶことの魅力や、メリットなどを紹介する言葉も横行しているが、こういった言葉はオンラインカジノに由来するトラブルを無視することでしか発することができないようなものだ。

オンラインカジノによって引き寄せられるトラブルは「被害が大きい」という点にも注意しなければならない。

そのため、オンラインカジノのトラブルを紹介しつつも、それがまるで「大したことではないトラブル」であるかのように扱う言葉は、オンラインカジノの魅力やメリットを紹介する言葉と同程度に悪質なものである。

オンラインカジノが原因のトラブルに巻き込まれた場合、借金地獄、逮捕、社会的信用の喪失などの様々な事態に見舞われると考えなければならない。

今回は、オンラインカジノに由来する様々なトラブルを紹介し、オンラインカジノに関わってはいけない理由を解説していこう。

オンラインカジノのトラブルは人生を破壊するタイプのもの

オンラインカジノのトラブルは主に「金銭トラブル」と「刑事トラブル」に要約することができ、これらのトラブルは人生を破壊するタイプのトラブルである。

スマホの端末が1台あればいつでもどこでも遊ぶことが可能であり、1回の賭け額が大きくなる傾向があり、決済の特徴から「使った金の実感」が薄いのがオンラインカジノというギャンブルの特徴であり、危険性である。

オンラインカジノは「やめどき」が見つからないうえに、「負けて取り返す」と考えた場合の賭け額が膨大になるために、破滅の速度がほかのギャンブルより速く、「金銭トラブル」に直結している。

だからオンラインカジノのやめどきを「入金不要ボーナスを使い終わったら終わり」と決めておくのがいいと思う。

自分の所持金を賭けて、負けて、取り返すためにまた賭けるというのを繰り返していたら金銭トラブルの元となるからだ。

参考サイトを見てみると、「入金不要ボーナスは1つではなく70種類以上ある」から頭に入れておくと良い。

オンラインカジノが原因の金銭トラブルの報告は、近年では社会問題となっており、ギャンブル依存症が行き着くもっとも悪質な末路ともいわれている。

オンラインカジノによる金銭トラブルにより借金などを抱えた場合は、生活苦だけの問題だけでなく、家族や友人などの人間関係のトラブルに発展するケースも多い。

1人がただトラブルに巻き込まれるだけでなく、周りの人間をもトラブルに巻き込んでいくのもまた、オンラインカジノというものの特徴だといえるだろう。

「刑事トラブル」においては、いうまでもなく「オンラインカジノに金銭を賭ける行為」が違法行為であるということに由来する。

オンラインカジノで遊ぶ行為には犯罪性が希薄であるが、実際にやっていることは薬物の摂取や窃盗などとそれほど変わらない。

その「違法性」を自覚しない場合、摘発が厳格化しつつある現在、末端のプレイヤーであっても、逮捕などのトラブルに巻き込まれることにもなりかねない。

いうまでもなく、刑事トラブルに巻き込まれた場合も、家族や友人の人間関係トラブルに発展することになる。

オンラインカジノで遊ぶだけで銀行口座が凍結されるというトラブル

現在は、オンラインカジノで遊ぶだけで銀行口座が凍結されるというトラブルが多発している。

これは一つの「金銭トラブル」といえるが、このトラブルに関しては「オンラインカジノにハマってしまった場合の最悪のトラブル」を防いでくれるという点では、トラブルとはいえないというのが、私の考えだ。

「銀行口座が凍結される可能性がある」というトラブルの確実性を上げていき「オンラインカジノで遊ぶのは危ない」という認識を広く共有のものにしていけば、「オンラインカジノで遊ぶ」という選択肢自体がなくなっていく。

オンラインカジノが原因の各種トラブルは、すべて、オンラインカジノで遊ぶことがなければ発生しない。

要するに「火のない所に煙は立たぬ」というのが、オンラインカジノのトラブルのすべてだ。

つまり、「火」となりうる銀行口座が凍結されてしまえば煙が出なくなり、トラブルは未然に回避されることになる。

もちろん、銀行口座が凍結されること自体は「被害」であり、生活にダメージが与えられる事態でもあるのだが、オンラインカジノにどっぷりハマった場合に巻き込まれるトラブルと比較した場合、これこそ「微々たるトラブル」に過ぎない。

トラブルの大小を理解し、オンラインカジノから身を離す習慣を身に着け、取り返しのつかないトラブルを遠ざけよう。