ソフト闇金という名前で呼ばれる新たな闇金は、ブラックでも借りれる金融ということで秘かな注目を集めています。その実態は、というと、闇金とそれほど違わないのですし、利息などを考えますとできれば利用しないほうがよいのですが、それでも、ブラックでも借りれる金融というのは、融資が困難なある一定の層にとって魅力的であることは確かなようです。
悪徳闇金である大前提の上で判断される優良ソフト闇金
ブラックでも借りれる金融であるところのソフト闇金というのは、それが闇金である以上、すべてが悪徳ソフト闇金である、と断言してしまいたいくらいなのですが、その大前提を踏まえた上で、ソフト闇金のなかでも「優良ソフト闇金」と「悪徳ソフト闇金」という二分化はある程度可能であるようなのです。
月1返済という返済周期を設定しているソフト闇金は、ブラックでも借りれる金融のなかでは優良である、というような判断がなされる傾向があります。
月内完済が要求されがちなソフト闇金の基準で考えると、確かに、月1返済という比較的ゆったりとした返済周期を設けているというのは、一見すると優良であるように感じられます。
とはいえ、一見すると優良である、あるいは、実際に優良であったとしても、それは結局のところ「悪徳が基本であるソフト闇金にしては相対的に優良」であるということを念頭に置かなければならないのですし、ソフト闇金それ自体の悪徳性を覆すことはおそらくできないでしょう。
「借りられる」ということが優良の基準になってしまうほどの悪徳性
ブラックでも借りれる金融、という言葉が明らかにしているように、ソフト闇金というのは「ブラック」なのです。ここを忘れて優良かどうかを考えはじめ、月1返済などの要素から判断して優良であるなどと判断するのは考えものです。
ソフト闇金というのは、そもそも「借りられるかどうか」ということも曖昧な悪徳金融ですから、「ブラックでも借りれる金融だから」という理由だけでも優良扱いされがちです。
溺れる者は藁をも掴む、といった状態でソフト闇金に手を出さなければならない切迫した状況に追い込まれることもあるかもしれませんが、ソフト闇金は基本的には優良ではない悪徳金融である、最終手段である、ということをしっかりと自覚した上で、自分の責任のみで利用しましょう。
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